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2010/03/17 Wed  21:21
第三章 あとがき

いやぁ~
下邳城の戦いは個人的にはとても大好きな戦いなんです!
だって呂布と曹操が雌雄を決する戦いなんですよ!!?
三国志が少しでも好きな人ならこのシュチエーション燃えないわけはないですよね!

この章は書きたい事が多くて、でも長々と続けるのはいやで
急展開気味で今まで以上にまとまらない小説になってしまったなぁと反省w

書きたい事その1【趙帆さん脱退】
CBTで苦楽を共にした竜騎兵の仲間「趙帆」さんがリアル都合で蒼天から引退ということで花々しく最後を飾りたいなとおもったので、張遼を曹操軍に登用する役をこなしていただきました。
やはり乱世の時代ってことで去る時は死す時かなと思ったので、申し訳ないながらも死亡扱いにしてしまいましたww

書きたい事その2【呂布と陳宮の絆】
これは蒼天航路を読んでインスピをもらったことで第十話での呂布が陳宮の死を悲しむところをいれました!
天涯孤独で裏切りばかりしてるような印象の呂布ですが、陳宮には心を許していたという蒼天航路の設定に深く感動したため、必ず書きたいなと思っておったのですw

書きたい事その3【隊長と呂布の一騎打ち】
まぁ・・・一応・・私主人公なので・・・・目立たせておいてくださいよ・・・・。
「呂布とお前なんかが互角に戦った?ふざけんな!」と不快に思われた方すんませんwww

最後に完全オリジナルストーリーの隊長演義はこれにて終了でございます。
読んでくれた数少ない方々、稚拙な文でイライラしたとは思いますが、本当にありがとうございます。
これからは日記&蒼天OS開始からはプレイ日記を小説風にしたものを書いていきたいと思っておりますので、貴重なお時間を少しでもこのブログに割いていただいて、読んでいただけたら幸いです。
OSまであと約一週間待ち遠しいな。

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2010/03/17 Wed  21:06
三章【呂布と曹操】第十話

呂布と隊長が戦い始めてしばらくすると後方の下邳城から白旗が上がった。
城門の上にかざされた白旗の下には拘束され、縛りあげられた陳宮の姿があった。
呂布の配下が呂布を見限り、陳宮を拘束し、曹操軍に降伏したのだ。
呂布はしばらく白旗を見上げながら呆然としていたが、次第にワナワナと怒りに震えだし、戟を振り回しながら下邳城へと駆けた。

隊長は逃すまいと矢を放った。
放った矢が呂布の背中に突き刺さった。
呂布に怯えていた曹操軍の兵も隊長と呂布の一騎打ちで勇気づけられたのか、一斉に矢を構え、呂布へと放った。
無数の矢が呂布へ降り注いだ。
背中を無数の矢で射られ、針鼠の様な姿になりながらも呂布は下邳城へと駆けた。
もはや足取りもおぼつかないながら呂布は下邳城の城門に辿り着き、悲痛な叫び声を上げた。

「陳宮ぅぅぅぅぅ!」
「待っておれ、今助けるぞぉぉぉぉぉ!」


あの呂布が配下を心配し、声を荒げ、絞り出すような悲しい叫びを上げていることに皆が一様に驚いた。
陳宮はそんな呂布を一瞥し、笑顔で舌を噛み切り自害した。
呂布は陳宮の最後を目の当たりにし、その場に崩れ落ちたが、すぐさま立ち上がり、よろめきながらも再び曹操軍の下へと歩みだした。
深手を負いながらもまだ戦おうとする呂布に曹操軍の兵は愕然とし、立ち尽くした。
そして隊長は再び剣を取り、西班牙、鬼麗、火虎に声かけた。

「あの強く、悲しい男の生涯を我等の刃で終わらせる。」
「竜騎兵たる我等の使命なのだ。」


四人は武器を構え、呂布へと駆けた。
棒立ちの呂布の身体に竜騎兵の刃が深々と突き刺さった。
致命傷を負った呂布はゆっくりと空を見上げ、死の間際とは思えぬ、とても穏やかな表情をしていた。
もはや足が立たず、その場に膝をついた呂布を隊長は見下ろし呟いた。

「天下無双、史上最強の男よ。」
「一人の武人として、敵とはいえ貴殿のその強さには尊敬の念を感じずにはいられない。」


呂布の首は宙を舞った。




第三章 完

2010/03/16 Tue  21:26
三章【呂布と曹操】第九話

呂布の強さは尋常ではなかった。
呂布が戟を一振りするたびに5.6人の兵の身体の様々な部位が舞い上がった。
血肉の海を築き、呂布は夏候淳の下へと猛進していた。
呂布のあまりの強さに兵は怯え、叫び声を上げながら逃げ惑い、呂布に惨殺されていった。
叫び声を上げながら、全身返り血で真っ赤に染める呂布はもはやこの世の者とは思えない姿だった。

呂布を止めようと挑んだ鬼麗、西班牙、火虎もあっというまに一蹴された。
隊長は呂布へと一騎打ちを挑んだ。
呂布は見下すような目で隊長を一瞥し、煩わしいものでも払うかのように戟を繰り出した。
隊長は紙一重で避わし、呂布の懐へと飛び込んだ。
自分の一撃が避わされるなどとは微塵も思っていなかった呂布は驚いた。
隊長の剣は呂布に避わされたが呂布の右頬にかすり傷を負わせた。
呂布が怒りの表情へと変わっていく、顔を真っ赤にし、血管が隆々と浮いている。

隊長と呂布の剣と戟が交錯した。
二人を中心に爆風が巻き起こり、砂塵が舞った。
一歩後ろに下がり呂布が口を開いた。

「下郎が。貴様ごときがこの呂布と張り合おうてか?」

隊長は呂布を睨みつけ、ゆっくりと答えた。

「私は負けられない。」
「死んでいった仲間の為に命に代えても、この戦は勝つ。」


呂布は赤兎馬を降り、隊長に向かって再び構えた。
一瞬の静寂が訪れた後、隊長から仕掛けた。
正面から真っすぐに呂布へと飛び込んだ。
呂布が隊長の一撃目をガードしようと構える。
しかし隊長は攻撃せずに呂布の右へと飛び、空いている右腋を狙い剣を繰り出した。
呂布は咄嗟に右足で隊長の剣を蹴り上げた。
あと一歩のところで届かず、隊長の剣は宙へと舞い上がった。
武器を失った隊長めがけて呂布は戟を振り下ろす。
隊長は薄皮一枚を斬らせ避わし、地面に叩きつけられた呂布の戟を踏み台にし、天へと舞いあげられた刀剣を空中で受け止め、そのまま呂布へと斬り落とした。
呂布は首を反らせたが、隊長の剣撃は呂布の胸元を斬り裂いた。
勝負あったかと思った次の瞬間、隊長の顔に呂布が肘鉄を見舞った。
激しい呂布の肘鉄に隊長は二、三度転げた。
うつ伏せに倒れる隊長へと呂布が戟を叩きつける。
隊長は左に転がり、飛び起き、片膝を突きながらも剣を突きだし、反撃に転じた。
剣は呂布の首筋をかすめ、鮮血が舞った。
すぐさま二人は後ろに飛び、一度距離をとった。

驚いたのは曹操軍と呂布である。
あの天下無双の猛将呂布と隊長が互角に切り結んでいる事に曹操軍は仲間ながらに驚きを隠せなかった。

2010/03/14 Sun  21:27
三章【呂布と曹操】第八話

高順、張遼を打ち破られた呂布軍は下邳城にて籠城していた。
籠城を打ち破る任を受けた、隊長、鬼麗、西班牙、火虎の四名は夏候淳と軍師・荀攸と共に下邳城を攻めていた。
追い込まれた呂布だったが、やはり歴戦の猛将。
呂布はしぶとかった。
三ヵ月もの間、下邳城を攻め続けた曹操軍だったが冬も近づき、兵達にも日に日に疲れが見え始めていた。

「これでは埒があかんな。」

夏候淳が愚痴をこぼす。
たしかにこのままでは埒があかない。
冬が訪れれば、野営を張る曹操軍の士気はみるみる下がり、逆に呂布に反撃の隙を与えることになる。
すると荀攸が遂に策を講じた。

「沂水と泗水を決壊させ、下邳城を水攻めにしましょう。」

荀攸の水攻めの策は直ちに行われ、下邳城の呂布軍は冬の冷たい水に攻められ士気を失っていった。
明朝、夏候淳が最後の降伏勧告を行った。

「呂布軍に告ぐ、勝敗は決した!」
「直ちに降伏せよ!」


下邳城の城門がゆっくりと開いた。
城門に立っていたのは巨大な赤い毛色の馬に跨った大男だった。

そう呂布である。

呂布は巨大な戟を振り回し、単身曹操軍へと突進してきた。

「我は天下無双の豪傑、呂布なるぞぉぉぉぉ!」

雄たけびを上げながら猛然と突き進む呂布を見て、夏候淳はにやりと笑い呟いた。

「やはり呂布は死ぬまで呂布だ。」
「こうでなければおもしろくない。」


2010/03/14 Sun  00:04
三章【呂布と曹操】第七話

趙帆は身動きの取れない張遼の腹部を懐に忍ばせていた短刀で貫いた。
張遼はうめき声を上げ、趙帆とともに地面に叩きつけられた。
張遼は急いで身を起したが趙帆の短刀が首筋に当てられていた。
張遼は目を瞑り、消え入りそうな声で呟いた。

「私の負けだ。殺すがいい。」

死を覚悟した張遼の上に覆いかぶさる様に趙帆は倒れた。
肺まで達していようかという傷を負っていながら趙帆は張遼の胸ぐらをグイッと掴み吐血を繰り返しながら言った。

「捨てる命ならば・・・・曹操軍が・・・・貰い受けよう・・」
「・・・この傷では・・・私は・・・長くはない・・・・」
「一度・・・捨てた命を・・・その凄まじい武を・・・この趙帆の変わりに・・・」
「曹操様・・・そして・・・」

「わたしの・・・大切な・・・仲間・・・」
「竜騎兵の為に・・・使ってはくれまいか?」


竜騎兵の三人もその場に駆け寄り、すぐに気付いた。
趙帆の傷はあまりに深く、これではもう助からない事を。
死の淵に立たされていながらも、曹操、そして竜騎兵の後の事を張遼に懇願する趙帆を見て、竜騎兵の三人は戦場とはいえ、流れる涙を止めることなどできなかった。

張遼が趙帆の肩を掴んだ。
三人はとっさに身構えたが、張遼の目から流れる涙を見て、すぐに構えを解いた。

「趙帆殿、そなたの今際の願い、この張遼しかと聞き届けた。」
「趙帆殿に一度は討ち取られた我が命、この命尽きるその日まで、曹操殿と竜騎兵の為にこの命を賭す事を誓おう。」


義に厚い張遼も死の間際まで主君と仲間の事を思う趙帆に胸を打たれたのだろう。
後世まで名を残す、魏の猛将張遼がこの瞬間誕生したのであった。
張遼は大声で叫んだ。

「天意を受けて、この張遼は魏に降る!!」
「全軍武器を捨てろぉぉぉぉ!!!」


張遼の天まで届かんばかり号令を聞き、趙帆は張遼の腕の中で最後に笑みを湛え、静かに息を引き取った。

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